【SVシーズン3 最終717位 R2019 地割れラッシャはおしまい!~セグカミラッシャスタン~】
知らない何壊れそうな確率♪ 怒って(いかって)ばかりのa sense of anger~♪
「おにまい!」はキツかったので10分で見るのをやめました。
どうも、BKCポケモンサークル会長の水素です。今回はセグカミラッシャを軸にした構築でSV初の最終3桁を取ることができました。目標にしていた3桁前半には及びませんでしたが、自分自身の成長を感じられ、多くの気付きを得ることができた良いシーズンだったと思います。駄文ですが最後まで読んでいただけると幸いです。
【構築&構築経緯】
シーズン中盤から注目され始めたセグレイブ+ハバタクカミ+へイラッシャの並びを採用。この並びはマスカーニャやテツノブジンがかなり重いのでいろは型くちばし飛行テラスを採用。(後に鉢巻に変更)そして、地面テラスチョッキセグレイブが勝てない物理受けであるアーマーガァとラウドボーン入りのサイクルを破壊できる眼鏡ドクガ、へイラッシャや水ロトムに強めなマスカーニャを入れて構築が完成した。
本構築では師匠のかんちゃろーさんから教わった「並びをみる」「並びでみる」という考えを強く反映させている。前者は「特定のポケモンに対面でしか勝てないポケモンは弱い」と解釈した。例えばマスカーニャに強いからと言う理由で採用したカイリューが竜舞型であれば裏のへイラッシャに引かれてテンポを取られてしまう。そのため、僕の構築では受けられたとしても裏に相当な負担をかけられる三種の神器もちが2体いる。また、後者は「特定のポケモンや並びを一体だけで対処する必要はない」ということだと考えた。例えば相手のへイラッシャを対処する方法は眼鏡の高火力や不意の電気テラス、一撃必殺技だけでなくてもよい。鉢巻高火力でちまちま削ったりとんぼやボルチェンを絡めたサイクルで処理するのもまた答えなのだと感じた。
【使用ポケモン】
①ハバタクカミ(NNシリフクカミ) 臆病 C252 S164 H4 D4 B84(最速スカーフマスカーニャ抜き)
構築の出発点。妖霊というタイプはタイプ受けしづらく、スイーパーとして最適だと思った。シーズン終盤に初手の眼鏡ドクガやミラーに強くするために妖テラから炎テラに変更したが、有利対面で火力を押し付けられず、ドクガと同時選出すると弱点が被るのでかなり使いづらかったのし、炎テラスで拾った試合1つしかなかったので普通に妖テラでいいです。NNはスイーパーとして裏のポケモンの「尻拭い」をしてほしいと願ってつけました。
②へイラッシャ(NNオレモイクー) わんぱく H236 B236 D4 S28
本構築のMVP。最終日に出さなかった試合が1つしかないぐらい信用していました。負けた試合もへイラッシャのせいで負けた訳ではなかったので、良かったと思います。地割れを採用していないので有名強者に晒されることもありませんね。
ミラーに強くするために最終日2日前ぐらいに地割れをみがわりに変更したら、これが大当たり。採用理由は以下の通りです。
①相手のへイラッシャのあくび、地割れをカット
②こちらのあくびor守る択の負けを回避
③塩漬けをカットし塩にテラスを切らせる
このへイラッシャ単体には相手のへイラッシャを削ることすらできませんが、相手もみがわりを持っていなければ「へイラッシャが寝る」もしくは「こちらのみがわりが残った状態で裏がウェーブタックルで徐々に削れる」というどちらに転んでも有利な択を押し付けられるので全く問題有りませんでした。終盤には水ロトムが増えたので②が活きる機会がとても多かったです。テラスタイプは妖半減かつ弱点が少なく、継戦能力に長けているという理由で毒テラスにしましたが、巨剣や鉢巻逆鱗を受ける機会が多く、またみがわりとの相性も抜群のため、妖テラスの方が絶対に良いですが、自分なりにテラスタイプについて考察するよい機会であったので、この失敗が次に繋がると信じたいです。NNは自分の「シャリタツとへイラッシャの同人誌で言ってそうなこと」という旨のツイートから着想を得ました。へイラッシャのイキ顔も喘ぎ声も普通に不愉快なのでやめてほしいです。
③セグレイブ(NNドオーじょし) 意地 H116 A252 D12 S124(準速ガッサ抜き)
普通のチョッキ地面テラスセグレイブ。無難に強かったですが、セグレイブの最もメジャーな型として認識されているため、対策が取られていることが多く終盤はほとんど出せませんでした。しかし、前述の「並びでみる」という考え方において高耐久と先制技を両立している点は唯一無二でした。テラスはへイラッシャや水ロトム、アーマーガァやジバコイルなどに強く出れる電気テラスもありだと思います。NNは巨剣突撃と「真のドオー女子は肋骨でアンチを攻撃する」という自分の過去のツイートから着想を得ました。
???「それただの悪口じゃないですか!」
④カイリュー(NNぽっちゃりK) 意地 ASぶっぱH4
地震を炎のパンチにして気持ちアーマーガァに強く出れるようにした鉢巻カイリュー。
最終日前日までフルアタのくちばしカイリューを使っていましたが、へイラッシャへの遂行速度を上げたかったのと、テラスを切らなくても最低限戦えるようにしたかったので、鉢巻をもたせました。初手のブジンに対面で勝てるのはこいつだけですが、最終日にボロ負けしてその事実に気づいてから、当たらなくなりました。「セグレイブより刺さってそうな時」という曖昧な選出基準をもう少し掘り下げていれば少なくとも惨めな負け方はしなかったと思うと、本当に悔しいです。
NNはカイリューが太っているように見えたので「タダノヒマン」と名付けたかったのですが普通にパクリなのでやめました。
⑤テツノドクガ(NNドクがある♪) 臆病 CSぶっぱ余りB
普通の眼鏡ドクガ。ラウドボーンやへイラッシャなども全て炎テラスオバヒでタイプ相性を無視してサイクルを破壊できるため、刺さる構築には滅法刺さりました。ただ、火力と引き換えに耐久と素早さがイマイチだったためピーキーな性能であることは否定できません。また寝言を採用してポイヒガッサに胞子のタイミングで後投げして破壊しようとしましたが、最終日には当たりませんでした。NNはマクロスΔの曲「綺麗な花には毒がある」から。
⑥マスカーニャ(NN〇〇するな) 陽気 ASぶっぱ余りB
最終日にHDカバの代わりに入ってきたポケモン。大体のパラドックスに対面で強く、水ロトムやへイラッシャにも強くでれるので構築にかけていた部分を見事におぎなってくれました。HPが位置でも残っていれば新緑トリフラや不意打ちで相手を削れるため、使い勝手が良かったです。ちょうはつはへイラッシャのあくびや有象無象の積み技や搦手を嫌だったので採用しました。NNの由来は師匠の「マスカーニャに発情するな」というケモナーへの苦言から。
【まとめ】
今回のシーズンでは最終日に負けを恐れることなく、師匠のみきさんから常々「途中でやめるようでは上位を目指せない」という言葉を信じて限界まで潜ることができました。ただテラスタイプの考察や選出の仕方など改善しなければならない点が山積みのため、今後も精進します。来季もがんばります。お疲れ様でした。
【スペシャルサンクス】
師匠のかんちゃろーさん、みきさん
僕にSwitchを勝ってくれたMr.C
水素鯖の皆さん
ありがとうございました!!